有料老人ホーム・介護施設はサニーライフ
施設を探す
フリーダイヤル 0120-42-0036
年中無休 9:00〜17:00
採用情報はこちら
文字サイズ
有料老人ホーム・介護施設はサニーライフ
施設を探す
お電話でのお問い合わせ
フリーダイヤル
0120-42-0036
年中無休 9:00〜17:00
介護の種類
2026.07.29

デイケアとは?デイサービスとの違いや費用、利用の流れを解説

デイケアとは?デイサービスとの違いや費用、利用の流れを解説

「親が退院したばかりで、もっとリハビリテーションを続けてほしい」「歩行などの動作に不安があり、専門的に見てもらいたい」

そんなふうに、ご家族の暮らしについて悩んでいませんか?

日中に施設へ通い、リハビリ専門職からサポートを受けられるのが「デイケア(通所リハビリテーション)」です。医師の指示に基づいて、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などがリハビリテーションを行います。また、入浴や食事などの日常生活支援も受けられます。

デイケアは、在宅生活を続けながら心身機能の維持・回復を目的とする医療系サービスです。

この記事では、デイケアの特徴やデイサービスとの違い、費用、利用手続き、見学で確認すべきポイントまでを解説しています。ご本人やご家族に合ったサービスを検討する際の参考に、ぜひ最後までご覧ください。

デイケア(通所リハビリテーション)とは

デイケアとは、通所型の介護保険サービスです。医師の指示のもと、専門職によるリハビリや、入浴・食事などのサポートを日帰りで受けられます。

定義と目的

デイケアでは、介護老人保健施設(老健)や病院などに日帰りで通所し、医師の指示のもと、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)といった専門職によるリハビリを受けられます。あわせて、入浴や食事などのサポートも受けられる、専門性の高いサービスです。

デイケアの主な目的は、以下の3つです。

  • 心身機能の維持・回復:筋力やバランス・嚥下機能(飲み込み)などを評価し、個別訓練を実施します。
  • 日常生活動作の向上:起き上がりや歩行、更衣・入浴など、日常生活に必要な動作をスムーズに行えるように、リハビリテーションを実施します。
  • 在宅生活の継続:日中、デイケアに通うことによって、生活リズムを整えるのも目的のひとつです。また、ご家族の介護負担の軽減にもつながります。

また、デイケアに通うことで、スタッフや他の利用者との交流が生まれ、心身の活性化も期待できます。

対象者

デイケアの対象は、原則として65歳以上で要支援1・2または要介護1〜5の認定を受けている方です。40〜64歳でも特定疾病があれば利用の対象になります。

利用するためには、主治医がリハビリテーションの必要性を認めていることが前提です。想定される利用者としては、以下の症状の方が多いです。

  • 脳梗塞など脳血管疾患の後遺症がある方
  • 骨折治療後や入院により身体機能や体力が低下した方
  • パーキンソン病や関節リウマチなどをお持ちの方

以上のように、デイケアは、退院・退所直後に集中的なリハビリを継続したい場合や、医療的管理下でのサポートが必要な場合に有効です。

※介護保険の申請方法について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

→「 初めての介護保険申請ガイド:手続きから利用開始までの流れ

デイサービスとの違い

「デイケア」と「デイサービス」では、目的や役割は異なります。ここでは、具体的な違いや費用感、向いている人・向かない人について解説いたします。

目的と体制の違い:リハ中心で医師・専門職の配置

デイケアとデイサービスでは、目的や人員体制などに違いがあります。以下の表にまとめました。

項目 デイケア(通所リハビリテーション) デイサービス(通所介護)
主な目的 身体機能の維持・回復、日常生活動作の向上、在宅生活の継続 生活支援・見守り、交流と居場所づくり、ご家族の介護負担軽減
サービス リハビリテーションが中心 食事、入浴、レクリエーションなどの生活支援が中心
人員体制 医師の関与を前提に、PT・OT・STなどリハビリ専門職を配置 看護職員・介護職員・機能訓練指導員が中心(医師の常駐は必須ではない)
利用条件 要要支援・要介護認定が必要 要支援・要介護認定が必要

デイケアは、医師の管理のもとで、専門職がリハビリテーションを実施する「医療系サービス」です。一方、デイサービスは、生活支援や交流を重視する「福祉系サービス」という位置づけといえるでしょう。

費用感の違い

デイケアとデイサービスの1回あたりの費用は、以下のとおりです。表は、厚生労働省のホームページに基づく基本単位です。

単位:円

要介護度 デイサービス(1割負担の方の場合) デイケア(1割負担の方の場合)
要介護1 658 715
要介護2 777 850
要介護3 900 981
要介護4 1,023 1,137
要介護5 1,148 1,290

※デイサービスは「7時間以上8時間未満」、デイケアは「6時間以上7時間未満」の基本単位となります。

事業所の体制やサービス内容による加算、お住まいの地域によって金額は変動します。目安としてご参照ください。また、昼食代やおむつ代などは別途費用が必要です。

【参考】厚生労働省「 通所リハビリテーション(デイケア) 」「 通所介護(デイサービス)

向いている人・向かない人

ご本人様の状態やご家族の希望によって、どちらが適しているかは異なります。以下に、特徴をまとめましたので、参考になさってください。

◯デイケアが向いている方

  • 身体機能の回復や向上を目指している
  • 退院・退所直後で、集中的なリハビリを継続したい
  • PT・OT・STなど専門職の評価や指導を受けたい


◯デイサービスが向いている方

  • まずは入浴や食事など、生活支援を優先したい
  • 他の利用者との交流やレクリエーションを楽しみたい
  • 介護負担を軽くしたい(レスパイト)

リハビリが必要な方であっても、集団活動に負担を感じる方もおられます。そのような場合には、半日型デイケアや訪問リハビリテーションの利用も検討しましょう。

※訪問リハビリテーションについて、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

→「 訪問リハビリとは?介護保険で利用する条件やサービス内容を解説

デイケアの具体的なサービス内容と1日の流れ

ここでは、デイケアのサービス内容と1日の流れについて解説いたします。

デイケアのサービス内容

ここでは、デイケアのサービスについて「リハビリテーション」「医療的ケア」「日常生活支援」の3つを解説します。それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。

① 専門職によるリハビリテーション:身体機能の回復を目指す

医師の指示に基づき、国家資格を持つリハビリ専門職が、一人ひとりの評価結果と目標に合わせたプログラムを作成・実施します。

  • 理学療法士(PT):歩行訓練や筋力トレーニングなどを通じて「立つ」「歩く」といった基本動作の回復をサポートします。
  • 作業療法士(OT):食事・更衣・トイレ・入浴などのADLや家事動作、趣味活動を用いた応用的リハビリを行います。
  • 言語聴覚士(ST):失語症・構音障害などの方を対象に、コミュニケーションや嚥下機能(飲み込み)をスムーズに行うための訓練が主な内容です。

個別と集団のリハビリをバランスよく取り入れ、日常生活で活かせるように、自主トレのやり方や回数、ご自宅での環境の工夫まで一緒に考えます。定期的に効果を振り返り、必要に応じて計画を見直します。

② 医師・看護職員による医療的ケア:日中の健康管理

来所時には、看護師が血圧や体温などを測定し、その日の体調を把握します。お薬についても、決められた時間に服用できるよう声かけしてくれるので安心です。皮膚の状態や水分の摂取量など、細やかな変化も見守ります。

体調に変化があれば、ケアマネジャーやご家族に知らせ、必要に応じて対応につなげます。

③ 日常生活支援:食事・入浴も大切なリハビリ

食事や入浴、排泄などの日常的なサポートも、大切な役割のひとつです。食事は管理栄養士が考えた栄養バランスのよいメニューが提供され、噛む力や飲み込みの状態に合わせて刻み食やミキサー食に対応してもらえる施設も多いです。

入浴は、手すりや滑りにくい床など安全に配慮された環境で行われ、必要に応じてスタッフが介助してくれます。排泄についても、移動や衣服の着脱などを含めてサポートが行われます。

デイケアでの1日のスケジュール例

一般的なデイケアの1日の流れは、以下のとおりです。

時間 スケジュール 内容
9:00 ご自宅へお迎え 施設の送迎車でご自宅まで迎えに来ます。車椅子で乗車できる車もあります。
9:30 施設到着・健康チェック 看護師が、血圧や体温を測定し、体調を確認します。
10:00 リハビリテーション(午前) 一対一での個別リハや、集団体操などを行います。
11:00 入浴 希望や必要に応じて入浴します。
2:00 昼食・口腔ケア バランスの良い昼食が提供されます。食後は口腔ケア(歯磨き・うがい等)を行います。
13:00 休憩 お昼寝をしたり、利用者同士で談笑したり、ゆったりと過ごします。
14:00 リハビリテーション(午後) 作業療法やレクリエーション活動、趣味活動など、午後のプログラムに参加します。
15:00 おやつ・談話 お茶やおやつをいただきながら、コミュニケーションを楽しみます。
16:00 施設出発 送迎車で、ご自宅へ出発します。
16:30 ご自宅へ到着 ご家族へ、1日の様子を簡単に報告します。

※タイムスケジュールは、施設によって異なります。詳細については、施設のホームページや見学時に確認しておきましょう。

利用条件と手続き

デイケアを利用するには、介護保険の認定を受けた上で、主治医に「リハビリの必要性がある」と認められていることが必須です。それでは、詳しくみていきましょう。

介護保険の認定

デイケアは、介護保険サービスのひとつです。よって、お住まいの市区町村から「要支援1・2」または「要介護1〜5」のいずれかの認定を受けている必要があります。

認定を受けていない方は、地域包括支援センターや市区町村の介護保険担当窓口で申請手続きを行いましょう。

※介護保険制度について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

→「 介護保険制度とは?仕組みと利用の流れをわかりやすく解説

利用開始までの流れ(4ステップ)

認定を受けている方は、以下の流れで利用を開始します。

①ケアマネジャーへ相談

まずは担当のケアマネジャーに「デイケアを利用して専門的なリハビリを受けたい」と相談しましょう。

ケアマネジャーは、ご本人の体調や生活状況、ご家族の希望などをヒアリングし、適切な事業所をいくつか提案してくれます。

②主治医方針・指示書

利用したい事業所が決まったら、ケアマネジャーを通じて事業所からかかりつけ医に、指示書の依頼を行います。デイケアは医療系サービスであるため、主治医が「通所リハビリテーションが必要」と判断する指示が必要です。

③見学・評価・体験

事業所のスタッフがご自宅を訪問して面談を行ったり、実際に施設を見学・体験利用したりします。この場で、ご本人の身体状況の評価や、目標のすり合わせが行われます。

ご家族が不安に思っていることや、施設に配慮してほしいことなどを具体的に伝える大切な機会です。

④計画合意・契約・開始

評価や面談の内容をもとに、事業所が「通所リハビリテーション計画書」を作成します。その計画内容に、ご本人・ご家族が同意したら、正式に契約を結び、利用開始です。

見学・体験で見るべき3つのポイント

デイケアを選ぶ際には、パンフレットやホームページだけで判断せず、実際に見学や体験利用を行いましょう。ここでは、見学や体験利用でチェックすべき3つの視点を紹介します。

個別リハの時間と頻度

デイケアの中心となるサービスは、リハビリテーションです。事業所によって、個別リハビリの時間や実施回数に差があります。

1回あたりの時間がどのくらいか、集団体操とのバランスはどうか、訓練内容がご本人の目標に合っているかを確認しましょう。

体制・安全性(医師・看護・緊急対応)

医師や看護師の配置状況、体調不良時の対応方法も重要なポイントです。バイタルチェックの手順や、急変時に対応できる体制が整っているかを見ておくと安心です。

持病がある方や医療的ケアが必要な方は、事前に対応範囲を確認しておきましょう。

相性と生活支援(送迎範囲・入浴・食形態対応)

送迎の対応範囲や時間、入浴設備の安全性、食事内容や食形態の対応なども、チェックしておきましょう。また、利用者同士やスタッフの雰囲気も大切です。いくらサービス内容が優秀でも「通いやすさ」を感じられなければ、長続きしないかもしれません。

可能であれば実際のプログラムや食事の様子を見学し、雰囲気を確認しておくと安心です。

まとめ|適切な選択のためにデイケアの特徴を理解しよう

この記事では、デイケアの特徴やデイサービスとの違い、費用、利用条件や手続きの流れ、見学時のポイントまでを解説しました。

デイケアは、医師の指示のもと専門職によるリハビリや日常生活支援を受けられる「医療系サービス」です。退院直後で集中的なリハビリを継続したい方や、医療的な管理下でのサポートが必要な方に適しています。

一方、デイサービスは生活支援や交流を中心とする「福祉系サービス」で、ご本人やご家族の状況によって適切な選択は変わります。

この記事のポイントを整理すると以下の通りです。

  • デイケアは、リハビリテーションを中心としたサービスです。
  • 医療的ケアと専門職によるリハビリテーションを受けられます。
  • 利用には、要介護もしくは要支援認定、主治医の指示書が必要です。
  • 見学時には、リハビリテーションの内容などをチェックしましょう。

デイケアは「施設に通ってリハビリをしっかり受けたい」という方に最適なサービスのひとつです。ただし、事業所によってリハビリテーションの提供時間や雰囲気は異なります。できれば見学や体験を通じて確認し、ご本人やご家族の希望に合ったデイケアを選びましょう。

この記事が、デイケアへの理解を深め、ご家族にとって安心できるサービス選びの参考になれば幸いです。

この記事の監修者
北村 昌枝
介護支援専門員

サニーライフ・やわらぎ苑への
お問い合わせはこちら

お電話でのお問い合わせ
フリーダイヤル 0120-42-0036
年中無休 9:00〜17:00
当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキー(Cookie)を使用しています。
サイトのクッキー(Cookie)の使用に関しては、Cookieポリシーをお読みください。
同意する