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2026.03.20

訪問入浴介護とは?利用までの流れや費用、メリットについて解説

訪問入浴介護とは?利用までの流れや費用、メリットについて解説

「自宅で入浴介助をしているけど、大変になってきた…」「もっと安全な入浴方法はないだろうか」

そんなふうに、ご家族の入浴介助について悩んでいませんか?

在宅での入浴が難しい方が、介護保険で利用できるのが「訪問入浴介護」です。看護師と介護スタッフの専門チームがご自宅を訪問し、専用浴槽を使って安全に入浴をサポートしてくれます。

この記事では、訪問入浴介護のサービス内容や利用の条件、費用の目安、メリット・注意点まで、初めての方にも分かりやすく解説しています。

訪問入浴介護を利用すれば、ご本人が安全に入浴し、ご家族の負担も軽減できますので、ぜひ最後までお読みください。

訪問入浴介護とは?自宅で専門チームによる入浴支援を受けられる

訪問入浴介護は、日常的にベッド上で過ごす時間が多い方や、浴室での入浴が困難な方に向けた介護サービスです。看護師と介護スタッフによる専門チームが専用の浴槽を持参し、ご自宅で安全に入浴できるようサポートしてくれます。

専用浴槽を持ち込み、寝たままでも安心して入浴できる

訪問入浴介護の特徴は「寝たままの姿勢で入浴できる」点です。スタッフが防水シートを敷き、ベッドの横に専用浴槽を設置してくれるため、浴室へ移動する必要がありません。

お湯は訪問入浴車のボイラーで沸かし、ホースで浴槽に注ぎます。ご自宅の給湯設備は使わないため、設備的な負担もありません。

また、看護師1名+介護スタッフ2名のチームが対応し、入浴前後にバイタルチェック(血圧・体温など)も実施するので、体調変化が不安な方も、安心して入浴できます。

「訪問介護の入浴介助」との違いとは?

入浴支援サービスには、「訪問介護」による入浴介助もあります。ホームヘルパーが、ご自宅を訪問し、入浴をサポートしてくれるサービスです。ただし、訪問入浴介護とは、サービスを提供する際の体制が異なります。

比較項目 訪問入浴介護 訪問介護の入浴介助
対象者 ベッドで過ごす時間の長い方、浴室での入浴が困難な方 自宅の浴室での入浴が可能な方
浴槽 組み立て式の専用浴槽を設置 自宅の浴槽を使用
スタッフ 看護師+介護職の3名体制 介護職1名(または2名)
健康管理 看護師によるバイタルチェック ヘルパーによるバイタルチェック

※どちらかというと、訪問介護での入浴介助は「見守り」や「軽い介助」が中心で、比較的お元気な方が対象です。

一方で訪問入浴介護は、ベッド上で過ごす時間が長く、移動や入浴に不安がある方が、看護師や介護職のサポートを受けながら入浴できるサービスです。

利用できる条件は?チェックするべき3つのポイント

訪問入浴介護を利用するには、いくつかの条件を満たしている必要があります。ここでは、事前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

要支援・要介護認定が必要

訪問入浴介護は、介護保険が適用されるサービスです。そのため、原則として市区町村から「要介護1〜5」の認定を受けている方が対象になります。

なお、「要支援1・2」の方でも、「介護予防訪問入浴介護」という枠組みで同様のサービスを利用できます。

自宅の浴室での入浴が困難なこと

訪問入浴介護は、浴槽をまたぐのが難しい方や、移動に大きな不安がある方を対象としています。たとえば、ベッドから浴室までの移動が困難だったり、片麻痺があって浴室内での動作が危険な場合などです。

家族の見守りや介助だけでは入浴が難しいと感じたら、利用を検討してみるとよいでしょう。

主治医(かかりつけ医)の許可が必要

入浴の動作は、思っている以上に身体に負担がかかることがあります。そのため、安全にサービスを受けられるかどうかを確認する目的で、主治医から「入浴の許可」をもらう必要があります。

多くの場合、サービス契約の前に、訪問入浴の事業所やケアマネジャーが主治医に意見書の作成を依頼し、健康状態を確認する流れとなっています。

訪問入浴介護の費用と利用までの流れ

ここでは、訪問入浴介護について「費用がどれくらいかかるのか」「どんな流れで利用が始まるのか」について紹介します。

1回あたりの費用の目安(自己負担額)

訪問入浴介護は、介護保険が適用されます。以下は、1割負担の場合です。(利用者の所得に応じて、自己負担は1〜3割となります。)

  • 全身浴(要介護1~5):1,266円
  • 介護予防訪問入浴介護(要支援1・2):856円

※料金は、地域や事業所の体制・加算などによって異なります。詳細については、契約時に確認しましょう。

【参考】厚生労働省「 どんなサービスがあるの? - 訪問入浴介護

ケアマネジャーとの相談から契約までの流れ

訪問入浴介護を利用するには、まずはケアマネジャーへの相談からスタートします。その後、ケアプランの作成や事業所との契約を経て、サービスの利用が始まります。

① ケアマネジャーに相談する

まずは、担当のケアマネジャーに「訪問入浴を利用したい」と伝えるところからスタートします。担当ケアマネジャーがいない場合は、お住まいの地域の地域包括支援センターに相談しましょう。

② 事業所の選定とケアプランの作成

ケアマネジャーが、利用者の状態や希望に合った訪問入浴介護の事業所を、いくつか紹介してくれます。

その中から、ご本人やご家族と相談しながら、納得のいく事業所を選びましょう。事業所が決まったら、ケアマネジャーが、訪問入浴介護を組み入れたケアプランを作成します。

③ 事前訪問と契約

事業所の担当者が自宅を訪問し、サービス内容の説明や浴槽設置場所の確認を行います。内容に納得できれば契約を結び、サービスの開始日を調整します。

④ サービス開始

ケアプランが整い、契約が完了すれば、いよいよサービス開始です。決められた日時に、看護師と介護スタッフのチームがご自宅を訪問し、入浴のサポートをしてくれます。

利用時には、スタッフが丁寧に声をかけながら進めてくれるので、ご本人もご家族も安心です。

サービス当日の流れと準備しておくもの

当日は、専門スタッフが連携して一連の流れをスムーズに進めてくれます。

【当日の流れ】(所要時間:40〜60分程度)

  • 訪問・準備:スタッフの到着後、防水マットや浴槽の設置を行います。
  • バイタルチェック:看護師が体温・血圧・脈拍を測定し、入浴の可否を確認。
  • 入浴介助:スタッフが連携して、脱衣、洗髪・洗身をサポートします。
  • アフターケア・着衣:体を拭いて着替え、再度バイタルチェック。必要に応じて軟膏などにも対応します。
  • 片付け・退出:使用機材を洗浄・撤収し、サービス終了です。

入浴サービスを受ける際には、事前に用意しておきたいものがあります。

【事前に準備しておくもの】

  • バスタオル・フェイスタオル
  • 着替え一式(寝間着・下着など
  • シャンプー・ボディソープ(事業所が用意してくれる場合もあり)
  • その他:保湿剤、爪切り、医師から処方された軟膏など

※準備物については、事前にサービス事業所から案内がありますので、その内容に沿って用意しましょう。

訪問入浴のメリットと注意点

ここでは、訪問入浴のメリットと注意点を紹介します。

メリットについて

ここでは、主なメリットを4つご紹介します。

  • 安全・安心に入浴できる
    看護師によるバイタルチェックや、スタッフ3名体制のサポートにより、転倒や体調の急変といったリスクを最小限に抑えられます。
  • 心身のリフレッシュにつながる
    浴槽でお湯に浸かることで、血行が良くなり心身の緊張がほぐれます。リラックス効果や爽快感が得られ、生活の質(QOL)向上につながります。
  • 清潔を保ち、感染症の予防にも
    定期的な入浴によって清潔が保たれ、皮膚トラブルや感染症の予防にもつながります。褥瘡(床ずれ)予防も期待できます。
  • 家族の介護負担が軽くなる
    入浴介助は、介護者にとって負担が大きいものです。専門スタッフに任せるため、ご家族の負担が軽くなり、気持ちの余裕も生まれます。

利用前に知っておきたい注意点

訪問入浴はとても便利なサービスですが、あらかじめ知っておくことでトラブルを避けやすくなります。ここでは、注意点を3つご紹介します。

  • プライバシーへの配慮が必要
    サービス提供のために、スタッフが寝室や居室などのプライベート空間に入ります。抵抗を感じる場合は、簡単な目隠しなどをしておくと安心です。
  • 浴槽設置にある程度のスペースが必要
    専用浴槽を設置するには、ベッドの横などに2〜3畳程度のスペースが必要です。家具の配置を少し調整するだけで、スムーズに対応できる場合がほとんどです。
  • 入浴に関係のない医療行為は行えない
    看護師は同行しますが、浣腸や摘便など入浴に関係のない医療行為はできません。医療的ケアが必要な場合は、訪問看護と併用するなど、事前にケアマネジャーと相談しておくと安心です。

訪問入浴介護のよくある質問(Q&A)

ここでは、よくある訪問入浴介護に関する質問にお答えします。

Q1. 認知症の親が入浴を嫌がるときはどうしたらいい?

A.ご家族が無理に説得しようとせず、スタッフに任せてみましょう。

訪問入浴のスタッフは、認知症ケアの経験も豊富です。ご本人の気持ちに寄り添いながら、やさしく声掛けしてくれます。

実際に、最初は「お風呂は嫌」と拒否されていた方が、スタッフとのやり取りを通して、意外にすんなり入浴できたというケースも少なくありません。

どうしても難しいときは、体を拭く「清拭」や足だけをお湯につける「足浴」などに切り替えて、徐々に入浴への抵抗感を和らげていくことも可能です。

Q.2 当日、体調が悪かったら?

A.チームには看護師もいるため、入浴できるかどうかの判断も安心して任せられます。

サービス当日は、まず看護師がバイタルチェック(体温・血圧・脈拍など)を行い、その結果によっては入浴を中止することもあります。たとえば、発熱や血圧の異常が見られた場合など、安全を最優先に判断されます。

その場合には、無理に入浴を実施せず「清拭」や「部分浴」に切り替えて、体を清潔に保つサポートが行われるケースが多いのでご安心ください。

Q3. スタッフの性別を指定できますか?

A.事業所によっては対応可能です。

特に女性のご利用者からは「同性のスタッフにお願いしたい」というご希望が多くあります。事業所では、希望にできる限り沿えるよう配慮しています。

ただし、スタッフのシフト状況などによっては、必ずしも希望通りにならない場合もあります。そのため、事前にケアマネジャーや事業所に相談しておくことをお勧めします。

まとめ:介護負担を減らし、安心して入浴するために

この記事では、訪問入浴介護のサービス内容や利用条件、費用などについて、詳しく解説しました。

入浴介助は、ご家族にとって、体力的にも精神的にも負担が大きいものです。訪問入浴介護は、ご本人が安全に入浴できるだけでなく、ご家族の負担を軽くするためのサービスでもあります。

あらためて、この記事のポイントを振り返っておきましょう。

  • 看護師と介護士による3名体制で、安全に入浴をサポートします。
  • 利用には、要介護認定と主治医の入浴許可が必要です。
  • 当日の体調によっては、清拭や足浴など柔軟に対応します。
  • 認知症の方への声掛けやサポートも対応可能です。

ご不明な点があれば、遠慮なくケアマネジャーやサービス事業所に相談しましょう。この記事が、ご自宅での介護をスムーズに進めるための参考になれば幸いです。

この記事の監修者
北村 昌枝
介護支援専門員

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